嘘にまみれた手


本気で、あたしを信じているのだろうか。
繋げたくて吐いた嘘で、こんなにも汚れてしまったよ


だけれどそれも終わるだろう。
結局トラウマになってしまったあの日々を
また繰り返すなど、無理な話だ。


さようならまであとどれぐらいか知ってる?
生きようね、つよく。
その、この、手をとるのが、別の手であっても。