2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「遠回りしたね」 と言われた日の夢。 やさしい言葉にあたしは泣きそうになって、わらって、 あそこまで深く愛していたのに あたしはなんて莫迦なんだろう あたしはまた笑えるようになるのかな 顔だけじゃなくて 楽しいだけじゃなくて しあわせの。 あの日み…

あたしはどうしてまだ壊れないんだろう。

幾つも絶望が降ってくる。 傘も持っていないのに

話をしていて、改めてわかったいくつかのこと。 今まであたしは、「わかってもらおう」としすぎていたのかも知れない。 多分、誰にでも。 大切なひとであれば、だいすきなひとであれば、あるほどに。 そんなこと何も考えずに、ただ聞かれたことや自分のこと…

アラーム

閉じきるべきだよ、の、警告 乗り越えられないことを、知っている。 自分の弱さを、知っている。 だからこそ回避、 この期に及んで、壊れることを懼れるあたしは きっと終わらせることなんかできないから すべてを凍結させてしまった。 いつか溶けて、笑うこ…

受信し続ける。 唯、眺める、陽の傾いた、秋の日 きみにすべてを否定されたあの日から 時間の流れがよくわからない。 夏が昨日のことのようで、九月のうたを未だにうたう。きこえる?

在り得ない夢を、とてつもない幸福な夢を、見てしまった。 目が醒めると、やっぱり嘘だったんだってため息をついた。

秒針

どうしてもうこんな時間なんだろう? いつの間にか随分と経っていたみたいだ かなしくて、さみしくて、まるで生きている感覚がずっと無い。 こういうのを「死にそう」と言うのだろうか 昔よく、「死にそう」という言葉、使ったな。 空がどんなに晴れていても…

魔法みたいに

「きみは、ひと、ひとり、終わらせることができるって もっと知った方がいい。 その力がいつも、 きみのおもうような働きをしていると、過信しない方がいい。 おもったよりもそのひかりは黒いし ぶつければひとたまりもないひとがいることを 知って その言葉…

お望み通りに

きみのまえから消えてあげよう

伽の夜

あたしとおなじ顔たちを創って、それらにてきとうな名前をつけて、 お人形ごっこをしていた。 きみはしあわせになれる役だよ、きみはしあわせになれない役だよ、 今これを書いているのは幸せになれない役を与えられてしまったあたし。 ねこにえさをやる役の…

秒針

決められないあたしと、決められない誰かと、 何も決められないままで、 何も決まっていない世界で、 何度も突き刺されながらうたったそれを あたしは、誰に聴かせようとしているのだろう?憎しみを込めて叫ぶみたいに、だけど優しく 何の感情もこもってない…

ずっと気持ち悪い。 どうしてあたしはこんなにも遺そうとしているのだろう 跡形も残らずに、消えてしまいたい癖に あの日みたいに鳥肌、 たくさんの覚悟。 だってどんなに懇願しても、貴方はこの手を掴まない。 だから切り落とす。 いい加減疲れた。 ごめん…

言葉

あの娘は何もわるくないのに不幸だったけど あたしは自分のせいで不幸だったということ? そういうことか、今わかった。 何の脈絡もなく、突然思い出して。 あのときと、そしてあのときといわれた言葉から。 あたしをひかりへ導くどころか、ずっと縛り続ける…

わからないのは 去りゆくあなたの面影に 手を振るべきか 追うべきか 真実を知っている?

予感

誰に言ってもわからないような、 あたしには予感があって ずっと、こうなることがわかっていた。 今日、久しぶりに新しい予感 何の根拠もなく、だけどものすごい確信とともに あたしは、あたしは、 当たってから、言おうとおもう。 あたしずっとまえから、き…

時間と環境が、薄れさせてくれる記憶と、想い 頑張らないで、委ねるだけで、とても自然に。 信じられるものなんてこの世界にはどこにもなくて だけど信じていないとこの世界ではやっていけないから 莫迦みたいにきっとまた、誰かを信じるし、愛するのかも知…

覚悟

たくさんの覚悟。 あの日死んでしまったのに そのことを忘れるところだった。

どうしてそんなかたちにしてしまうのだろうか あたしを特別だと言って笑うひとは 愛せないことを、特別という言葉でごまかさないで さっさと切り捨てて、失くしてくれたらいいのに

水中呼吸

ぎしぎしする。 なにもあいせなくなる。 あたしを大事にすることで あなたの気持ちが犠牲になるのなら あなたを大事にすることで あたしの気持ちが犠牲になることとおなじ それが、公平で平等で、何の不思議もない事実でしょう? 犠牲が要るような、そんな関…

救済

こんなにも救われたがっている自分が嫌いだ こんなにも救いたがっている自分が嫌いだ実際は、救われるはずなんかないし、それだけの罪を背負うし、 救いたいひとに救いを、求められてさえもいないのだ こんなにも愛されたがってる自分が嫌いだ こんなにも愛…

前兆

泣きながら綴るそれ。 エンターキー。

鈍痛

なにも、かも、どこも、かしこも、 痛くて痛くて、たまらない。 どうしてわからないの? あんなにもしあわせなことがあるのに。

裏。

確かめるときはいつだって、そうじゃないという確信がひっそりとあって 本当に本当に、懼れている答えがかえってくると知っているなら わざわざ確かめることもないのだろう。 そういうものなんだ。

嘘にまみれた手

本気で、あたしを信じているのだろうか。 繋げたくて吐いた嘘で、こんなにも汚れてしまったよ だけれどそれも終わるだろう。 結局トラウマになってしまったあの日々を また繰り返すなど、無理な話だ。 さようならまであとどれぐらいか知ってる? 生きようね…

ちいさな

どんなちいさな約束でさえ、あたしは幸せにおもえて苦しいのだ。 はかない、やくそく、だめになっても それをくれたこと。きっとえがおで交わしたこと。 いまでもおぼえているだろうか、もう何年も経ってしまったようなかんかく、 たった数日前のことであっ…

包帯の隙間から

毒を。 こそげ落としても、幸せは見えてこない。 いつまでもずっと、こっちがわに。 さようならを言う暇もないだろうか あたしの合図でふたりきりになりましょう。 ただ、ただ、あたしたちにはあたしたちしかいないみたいなふたりきりに もう、めった刺しに…

だけど、きみたちに出会うずっと以前から、此処に在ったものなのです。 この世界と、この世界にいるかなしみと、遠くまで届かないうた、は。 あたしは何も変わっていなくて、ずっとおなじものを大切にしている。 あたしのなにをみていたの? あたしが見せて…

うったえるべきあいてを、 ずいぶんのあいだ、まちがえていたようだ。

これはさくひんです。 これはつくりものです。 あたしがたんせいをこめてねりあげた、ごくじょうのものがたりです。 ことばのつかいまわしなど、どうでもいいのです。 あのひとたちみたいに、わからないおとなになんか、なりたくなかった。 だけどこんなにわ…