2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

それはまやかしなんだよ。 あたしが貴方に与えられるものなんて たったひとつでも、あるとおもうのなら 存在の、かくにん やめたらやめたで、生きていけるはずなのに かくにんしては、声をかけずにはいられない ねえもう。 あなたはとおくに あたしもとおく…

きみとふたりで飲み込んだことば きっと 飲み込めるようになった、だけ でも 謝らないで 責めないで すれ違わないで 傷つけないで いっそ 何も 言わないで ゆっくりとさよならをすればいい 気づかないうちに 思い出す日がなくなるみたいに あたしは何も この…

だきしめたときに すきだといったら、すきだとかえってきて そんな、当たり前なような世界さえも あたしはもう、手に入れることはできない。 嘘でもいいのにってほしがるあたしは きっと誰よりもずるい。 寄りかからずに 目線を変えて 安心させて、そこまで…

どうして 消えたがるあたしが 「わすれないで」と言えたのか 今でもよくわからないでいます。 嬉しかったことはすべて嘘に変わり 喜んだあたしはもう、何処にもいなくなった。 そしてあたしの安心も もう何処にもなくなってしまった。 もうなにもわからない…

「ねえぼくの眼が どんどんかすんでいって この手に触れられるものしか見えなくなったとき きみは遠くまで行って そしてぼくに遠くの世界を持ってきてくれる?」 彼はそう言って、そうして 視界を殆ど失くしたが そうなってはじめて わたしが、その手に触れ…

きみはどんどんきりひらいてゆくから もう大丈夫だね あたしは此処にいることしかできなかったのに それすらもやめて、どうやって 遠ざかるきみを 想い、つづける? すこし安心しました きみとのつながりをひとつひとつ失くしてゆくこと、 それを自分でえら…

泣いているきみのゆめを見たよ 猫のように、肩に顔をくっつけてきて ぼくは嬉しくて、ずっとあたまを撫でていた ねえそんな気分? あたたかさ ゆるやかさ きみには ただそれを、信じることができのに さようならなど、無いとおもった きみがいる世界では ねえ…

貴方の望みが どれ程あたしにとって負担だったか 貴方の言葉はいつも 脳みそに直接働きかける暴力みたいだ 自分が 死ぬほど焦がれ 求めていることにも気付かないなら ずっと変わらないままだろうけれど。

あたしがもう其処には居ないことに 気付けない貴方

きみは曲線をひく 此処と其処に ゆるく、ゆるく あたしは点線をひく 此処と其処に 途切れ、途切れに 線をひきたがるあたしたちは だけれど直線にもなれない線を 不器用に 不器用に 此処と 其処に ひきつづけて ボロボロに欠けたチョーク 粉 線 それにひかりは当た…

きみがたすけてくれた いやなこと、ひとつひとつ、思い出してわらう だってきみがくれた いやなことのほうが たくさん過ぎて、思い出せない程だから

もっとだ もっと遠ざかりたい 足りないよ まだ近いよ もっとむこうに もっと遠くに 其処が果てなら 此処迄と言って

ねえぼくは きみが笑顔を見せなくなっても この手を振り解かれても ねえぼくは 歪み続ける世界に それでも 真っ直ぐに立つきみは うつくしくて 一緒に倒れてしまいたいぼくは あまりにも醜いよね 多分、わすれてしまったよ きみがたいせつにしたかった歌 其…