2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

つづいていくものと、おわっていくもの あたしは未だに 変わらないものや 終わらないものを、求めてしまうから 変わるものや、終わることから すぐに 逃げ出してしまう 変わらない という 約束 どんなに儚くても 其れが嘘でも それだけで、留まることはでき…

此処はとても暗くて寒いけれど 貴方があたしを傷つけないから とても、あんしんしてねむれる きっと貴方もそうだったんだろうな そんな季節は終わって、ひとりで立って 居なくても生きられるでしょう? わらって あたらしくなるために 棄てるべきたいせつさ …

自分が苦しめたひとを その苦しみを 直視してあげられないひとなんかきらいだ

どうしてあたしはいつも逃げているんだろう 逃げても逃げても 追いかけてくるものの正体は、 一体 何なんだろうはやく終わらないかな もう いろんなことぜんぶ 消したいな

しあわせつくりロボットだね なりきれたら良かったよね なにも求めないし 望まないし ただご主人様の 欲しいだけ、与えられるような 誰にもみつからないように 少年はネジをひとつ、失くしてくれて だけど、ああ 哀しいお話は秘めておこう 自分だけが哀しんで…

衝動的なさよならは 決定的になって かえらないものとなる 先に後悔するのが貴方だったら良い だけど繰り返さない 繰り返さないよ

愛しているよ、 此れ以上無い程に、つよく 貴方があたしの 希望だったし ひかりだった 貴方の声を聞くこと それだけを望んで生きて 貴方の目を閉じること そればかりを夢見て生きた この手を 取れないくせに どうして伸ばせと言っていたの? 助けがいるとき…

ああ、心から きみをかわいそうだとおもった。 こうしてたくさんのひとが きみから去っていくのだろうなとおもった。 そして誰を失っても、最後まで気づかないで 死んでゆくんだろうなとおもった。 それもしあわせかもしれないね。

あたしの言葉、ただそれだけで傷ついてしまうような 弱いひとは、近寄らないで欲しかったんだ それ以上近寄ると もっともっと傷つけてしまうことになるから

幸福なきみを祝福できなくてごめんね 世界でいちばんしあわせにしてあげたかったのさ だれよりもあたしが、この手で だけど 疲れ過ぎてしまったあたしは きみにいちばんやさしくない方法で この世界からいなくなるよ、 ねえ、減りすぎた自信は きみが あたし…

もういいや、と 離す、手、のひら、ひら、花、びら、 うつくしく舞えるなら、舞えたなら なんの悔いもなく消えられるんだわ だけど疲れ過ぎたこの足は、まるで見せかけで 無理に立っていた いままでが奇跡みたいだったと知った なんのためにがんばればいいの…

偽陽

春のきもちになって、からだのなかの たくさんの場所が揺れた 幸せがいつも、見つからない季節だった 迎えては暖かい風に、何の希望も見出せず 何度も失望しては、太陽のひかりを恨んだ 怖いんだとても、生きていること自体が 何の説明もつかず、証拠もない…

痛いのなら耐えるけれど あのひとの幸福は耐えられない 手を繋いでいたかったな 眠っているあいだに、そっと離して布団のなかに 起きたらあたしはもう居ないよ 何処にも 記憶のなか、に、も

狂ったように言い聞かせるのは もう誰も此処には居ないのだと言うこと 居ても去る 来ても去る あたしがそのように、してしまう 自分で自分を説得するのは難しいな きみをまた、迷路に誘ってしまわないように 苦しむのはあたしひとりだけでいいんだよ おねが…

救って欲しかった。 傷が疼いた。 だけど剥がれなかった。 つよくなったんだな、あたし、 あの日と おなじ言葉と思考で其処に留まる彼に 微笑むことが できるだなんて だけど ただ ただ 疲れてしまって じゃあ貴方の抱いたこの体は 現実には無かったものなの…

そうできないことをずっと責められているみたいだった あたしがそう言えないから哀しいんだ、駄目なんだって そうだ 誰もが ただ、去っていってしまったのではなくて そうしてあたしを否定、しては、この心に 外から鍵をかけていった。 いなくなってしまった…

ずっと出なかった答えが 手を離した途端に降りてきて だけどもう見えなくなってしまったから わかったことも、わかった答えも もうなにも、伝えられないね。