つづいていくものと、おわっていくもの


あたしは未だに
変わらないものや
終わらないものを、求めてしまうから


変わるものや、終わることから
すぐに 逃げ出してしまう


変わらない という 約束
どんなに儚くても
其れが嘘でも
それだけで、留まることはできるのに


あたしはいつも
逃がされてしまう
なんで
消えることだけゆるす?


だけど 一度逃げたあたしを
どうか 追いかけてこないで


たくさんのことを終わらせた
数ではなくて
胸の占める範囲


ああ、もう、殆ど残ってない
からっぽは、静かだな
生きていくために必要だと信じていた
殆どを失くしたよ


だけど生きてるね
すごいね



ひかりなんかなくても生きていける


だから、きみがいたから生きてこれたなんて
嘘だよ


きっと
嘘なんだよ