2006-11-03 ■ このせかいの終わりが見えた気がした 満たされた幸福のむこうに 擦り切れた膜はそれでも厚くて 愛しくて撫でたら貴方は笑った 誰もゆるさないんだ それだけはわかっている あのひとは手を離した たくさん叶った気がしたんだ 笑ってくれた気がした なにものぞまなくても 生きているだけでいいとおもった あのひとも あのひとも みんな 疎ましいなら消えたいの 望まれるなら与えたいの どこまでも他人次第 自分の叶わなさを知っているから ただ迎え入れる現実を 選びたかった それだけ それだけ