一緒なんだけど、違うのはつよさ
なーんだがっかり
あたしが信じたかったものは何だったんだろう
「あなただけはわかってくれるとおもっていた」そんな馬鹿馬鹿しい望み
世界には稲妻の膜
あたしはその内側で世界を創っていた
でももう終わり
入ろうとしてきては斃れるひとたちを、見ていられなくなったから
あたしよりつよいひとなんて、居るはずがないことに気付いたから
いばらの姫ごっこはおしまい
王子様なんていくら待っても眠ってるだけでは あらわれるはずがない
100年でも200年でもおなじ
しょうがないから人魚姫ごっこでもやろう
誰を殺せばあたしは生きれる?
誰も殺さなければあたしは泡になれる?