こういう、根拠のない不安 のはけ口というか、
それはどう、あれしたらよいのかを考える。
あれはあたしの願望が詰まった気持ちの悪い物語。


包まれたよるは遠い昔
あなたが消えてしまわないようにあたしは生きられないのに
それでも消えないでと願う身勝手さ


どうして欲しいのか考える。
ただ、ただ、否定されることを望んでいる?
正しさは何にもならない
いろんな立場を経験して、生命力にうんざりもするけれど


もう、わからないひとをわかろうとすることに疲れたんだ
わかりあえないことに気付いたのは、遠い昔
哀しいままで生きることにも疲れてしまった


わかりあえるひとと、ぬるぬるだらだらした生活に憧れたりもするけれど
あたしはそれさえも刃物を突きつけて切り裂いてしまうだろう。
根拠のない不安で、意味も理由もない毒矢を放ち、
壊して壊して、治してもらいたがるだろう。
誰だってきっとそれに耐えられないだろうし、もう大切なひとは傷つけたくない。


できないんだよ、誰もわるくない。
あたしがぜんぶわるい。あたしはこんなに酷い。
誰かを幸せにすることなんか考えちゃ駄目なんだ。
あたしが不幸なままでいるだけで、みんなは幸せなんだから。