どんなに嬉しい言葉も、気持ちも、
変わってしまうのなら要らないとおもっていたけれど
せっかくのそんな素敵なものを
変えてしまっていたのは、あたしなのかも知れないと、おもって


あたしにとって、何かが、何でも、「変わる」ということが
どれ程の辛さか、耐えられなさか、
そういうことについても見ないように考えないようにして逃げていたけれど
すこし向き合ってみないといけないのかもしれない。
そうじゃないと、ここから歩き出せなさ過ぎる。
ただそれにちゃんと気付いたときに、あたしは何人かを失うだろう。
それが怖い。


…て向き合う前から逃亡宣言だなこれ。
切り捨てることしか考えてないわけじゃない。
けれど。


大切なひとを大切にしていたいだけで今のあたしが出来上がってしまって
誰かのそばに居るには、あたしは生きていてはいけなくなってしまった。
自分を大切にしてしまったら、自分の望みは叶わない。誰もここには残らない。


居なくなって欲しくないひとが増えるたびに怖くなる
失いそうになったときに、また、きっと、
あたしは自分を偽ってでも、ここに留めようとしてしまうから。