途中で気付いてしまうんだいつも。
自分が信じていること、信じようとしていることの
あまりの儚さに。


いつまでも其処にいるわけじゃない。
澄んだそらを見上げて実感した。いつか終る。季節、みたいに。
ああでも、過ぎてもまた訪れるのが季節なら、
君に当てはめることはできないのかもね。


落ち着いたようで、もうすこし彷徨うのかも知れない。
ほんとうは話したいことなんか、君だけに、
君だけに聞いて欲しいこととか、そういうの、言えないまま言葉、
交わさないままで、寄り添ってるみたいな時間の
大切さ、とか、それがあたしを安定させる、薬みたいな時間だって


大事なのは、君がそういう意図をせずとも
その存在が、この目に見える、ただそれだけで
あたしは安心してしまうということだ


そう、自由に幸せに、生きようとし、あたしには何も、
何かを、もたらせようともせず、何を与えようともせず、
あたしも何も求めていない、にも関わらず
あたしが幸せになれているという事実。


そうしておもったのだ、君のひまわりになりたいと。