確信とかそういうの。
静かに息をしているということ。
力を抜いてしまえば、二度と会えなくなるかも知れないということ。
もう一方での夢の話。


選ばれないならせめて、もっとうつくしい存在になりたい。
自信は自分の問題だけれど、自分だけでは中々手に入らない。
つよかったら失わずに済んだのに。
もう、誰の言葉も通じないほどに、こわれた。


そしてわらう。
真実を口にした途端にこわれるものが存在するという事実。
こわしたくないなら、嘘で守り続けなければならないけれど
嘘でしか守れないならそんなものは要らないと、誰もが言うだろうか?
じゃあどうしてあたしはこの間違ったゆめを
とてもたいせつに、抱いて歩くのか
それはきっと、あいしているからで


ああ、ああそうだ、あたしは
たったひとつのしんじつをまもるために うそをついているのだ


世界に真実はひとつだけど
誰かと誰かの真実は合わさらない という、いい例だ。
きみを真実にしたかった。
とてもかなしい。