定期的に、周期的に、かなしそうにしてしまうことをやめたい。
常にかなしいけれど、それはそうなのだけれど、
それを表に出すことをやめたい。
助けてもらおうとおもっているんじゃない。
救ってもらおうとかかわいそうがられたいとか励まされたいとか
そんなんじゃない。むしろ要らない。
だからかなしそうに生きたくない。のに、
溢れてとまらないかなしみを、食い止めさせることができない。


わかっていてできないこと。
理解できてしまうこと。
何かを求めてしまうこと。
救いたくなってしまうこと。


あそこで日記を書くのをやめたいとおもった。
あたしの世界がねじれてしまいそうだ。
むりして笑っているのではまったくないけれど
あまりにもあそこは、あれだけで自分を判断されすぎてしまう気がしてきた。


見せたい世界、見せたくない世界、たのしそう、かなしそう、
じゃあ君のほんとうはどれ?と聞かれても
ぜんぶひっくるめてほんとうだ。
あたしのたいせつなものたちが詰まっている、
きらきらとしたかなしみで包まれている、そして
誰にも触れられたくない、ほんとうだ。
あたしの愛した、そして愛してくれたひとにだけ 入らせて、あげるんだ。


そして、だから、
触れないのに見せられるのはあたしも嫌いだから
もうやめてしまいたいんだ。