ゆめ を 。


あたしが
たったひとりで、きみだけを愛しつづけることができるのは
きみが
たったひとりで、しあわせを探しているときだけだ。


欠片 が 。


ちいさくなっていくのを感じる。
いつかの未来、過去になる今 をどんなに悔いるときがあっても
動かせないちからで、今 は動いている、ことを
あのひとは、教えてくれた。


そうして闇の中。
つめたくて暗い。
きみは何処かにいるけれど
もう二度と
見つけられない。