花とアリス

花とアリス 通常版 [DVD]


はいはい!見た!「花とアリス」!
長かったー。というのが第一印象なのは、
打ち上げ花火を見たあとだったからかな。

宮本先輩エピソードは死ぬほど食いついて見た。
かっこえかわええええ。萌えまくり。
「ひゅんっ」とかもう、かわいすぎる。
あんだけ洗脳しやすくてかわいい男の子いたら楽しそう。
まあ騙されすぎだけど、明らかに。

主役二人の親友同士の女の子が一人の男の子を…ていう話なので
どっちに感情移入できるかって微妙なところなんだけど
それ以上に先輩のかわいそうっぷりに萌えて笑えてしょうがなかった。
なんであんな流されてんだよー。なんであんな弱いんだよー。喧嘩止めろよー。


そんで、花とアリスの絡みや会話もかわいくておもしろい。
花の「濡れてろ」とか最高。
アリスのいたずらっぽい笑顔とかきゅんきゅんくる。


それから、舞台袖での花に、もらい泣き。やっぱり友情だね。
先輩の気持ちの変わりようにもびびったけども。
あの、落語部の先輩の「っつってー!」がもう…!
あのキャラは10年前だと武田真治を思い出すね。なんとなく。


あとは踊りすぎなアリス。
どしゃぶりのなかで踊ってたの良かったけど怖すぎだあれは。
あたしも、あんなどしゃぶりのなかで大声でうたいたいな。
歌詞覚えてないから歌詞カード持ってラジカセ…
てまたいつかとおなじこと思って、
あんなとても些細な、交わした言葉をあたしはこうして、
こんなことで思い出して泣いて、きっといつまでも覚えているのだろう。
誰が覚えていなくても。
そしていつか、思い出しても泣かなくなる日だって来るのだろう。
それがわかるから大丈夫、あたしは。



それから海、行きたくなった。ちゃんと日本海
行くはずだった春の海は叶わなかった。
色々うまく行けば、違ったかたちでまた行けるのかも知れない。
終わりかけているのに何故か、そうおもう。


見終わってみれば、
長いと思っていたのに、そしてあんなに笑ったのに、
ひとつひとつのシーンを思い出してみると、じーんとするものばかり。
ひかりや音の使われ方とか、雰囲気が良かったからかな。


涙あり笑いありってこういうことなのなあ、と
ほんわりと思った。そんな映画。