なんていうか半開き。
閉じるなら閉じないと。開くなら開かないと。
中途半端でみっともない。
いろいろ考える。いろいろ。いろいろ。


そうして劇的な瞬間を夢見ている。
腐ってしまったものが消えていくのを見ている。
からっぽになってしまった人形の瞳を見ている。
視界に入るすべてのものを見ている。
見てはいる。それがうつくしいか。生きる糧になれるか。
見ては、いる。


再び訪れた。
焦る。褪せる。もういやだ。
誰にとっても意味のわからない感情と言動と行動を
それでも誰かひとりにでも、
理解して認めてゆるしてもらえたら、救われるだろうか


そうか、きっと。
あたしたちには来るんだね、必ず
さよならのときが。