「食べ物で 言葉で 嘘で 夢で
あたしの命をそんなもので、繋げないで


愛がないのなら、生かさないで


それが望みだけれど、


あなた あたしにころされたい?」



おもいつくことば。
だれかへのにくしみ。
うすくてみずいろのそらは、まぶしい太陽は
稲をひからせて、それへの感謝。


拒否しているのだ、ほんとうは。
これほどに、どのみちもどのみちも、
かなしみであふれかえっている。


こたえることができないひと。



ゆれつづける。どこかに糸で、吊り下げられているみたいに、
手は伸ばせても、くびが。
誰かの言葉が風になって、ふらふら、ゆらゆら、ゆれつづける。
なにかを中心にして。


誰かが糸を切ってあたしをころしてくれるのを、待っている。


ころされたかったらころせばいいの?