「誰も居ない」ことへの恐怖。
怖がりは今にはじまらないけれど

「きみには誰かが居るよ」という言葉の呪い。

逃げ切れなかったあたしが負ってしまった深い傷は
未だに其処で、其の言葉で、呪い つづける。

皆がそう言ってそう信じて、此処から居なくなってしまったら、
じゃあその「誰か」って誰なのだろうか、要らない?答え。



傷つくことが怖いだなんて陳腐な恐怖心は抱かない。
いつだって、一番怖いのは 自分以外の
大切なひとたちが、きえてゆくこと。