その一言が突き刺さったとき、泡になれればよかった
不可能、という言葉は、誰にでもあってしまう。


迷いも躓きも、自分でしか自分をゆるせずに
一滴は其処に落とそうと決めて、今はただ 塞き止めて


断ち切るのは、この世界が終わるときだとおもっていました
こんなにも続く道の途中でぷつりと切れて
こんなにも静かに、穏やかに
自分の気持ちすら、追いかけることをやめてしまうなんて


あまりにも、望めることが無さ過ぎる この世界では
ちいさなちいさな希望まで、ひかりが焼き払ってしまった。
あまりにも、ゆるされることが無さ過ぎる この世界では
ちいさなちいさな呟きまで、誰かのうたが、かき消してしまった。


貫けるだろうか。
何の希望も無いあのひかりをまもりつづけることを。
恋は、叶わなくとも
愛は。


貫けるのだろうか。