しあわせだとおもっていたことが、
全然しあわせにおもえなくなって
胸が痛くて仕方のなかったことが
純粋にただ、嬉しいことになって、


現実でもそうか。やっぱり。
やっぱり、そうか。


大丈夫だよ、きみの言う「親友」ってやつに
わたしはきちんとなれそうだ。


救われたのではない。
誰も救ってなんてくれてない。
だけど助かったんだ。
運が少しだけ良かった。


怖かったことが、ひとつ減った。
愛ではなく、きみを選んだ。
だからきみももう、怖がらないでいい。
きっといまわたしが向いている方向は
せかいにとってもきちんと前なんだとおもう。の。


ただそこに、幸せがないだけだ。