バンプ

プラネタリウム
ユグドラシル













プラネタリウム」聴いた。
曲調…とあとやっぱ声だろうかなあ。ユグドラシルを思い出した。
そしてそれをエンドレスで聴いていたときのことを、条件反射のように。


すべてを諦めて、呼吸も、希望も、何より愛しい宝物でさえも
なにもかも手放そうとしていたあのときだ。


必要なくなったんじゃない。
必要すぎて、失くしたくなさすぎて、重すぎて、抱えきれなくなっていた。
生きることは失くすことだと知った。
あまりにも怖くて耐えられなかった。
だからもう失くすことがないように。そんな自分を夢みていた。


そんなあたしを救うでもなく、突き放すでもなく
ただその世界を淡々とうたいつづけるユグドラシルは、とても心地が良かった。
何もあたしの邪魔にならなくて。
何もあたしを否定しなくて。


でも聴きすぎたな。
あの狂気まで、差し込んでいた夕陽まで、鮮明に思い出してしまう。
イメージはいつも 叫びながらナイフでめった刺しにしている自分なんだ
そして壊れてしまったんだなって呟ける。


あたしにとってはそんなアルバム。だいすきです。
聴いても痛くならないほどに傷が治ってから
幸せなときに聴きすぎて、大丈夫にしたい。