だれもほんとうのことを知らない状態ってものすごい。
なにがすごいって誰もそのことに興味がない。
むしろ、知ることによっての弊害がとてつもないことをあたしは知っている。


ささやかだけれど芯はつよく。
ただ、こころ穏やかに過ごせますよう。神様、あのひとが。
ゆびを指しても、誰もゆびの先を見ないだろう。
だけれどあえて指さないでいる。
絡み合う憎しみと、いろいろで、とても醜いゆびだから。


煩わせないための嘘ならいくらでもつこうね。
それは嫌われたくないあたしをまもるのではなくて
誰かの平穏をまもるということ


あたしのつよさは、誰も知らないところで
その力を発揮する。