自分のしがみつきたさにうんざりしていた。
だけどそれをゆるされない時間をすこし過ごして、
そのうんざりは正解だったことに気がついた。
そんなことしないと生きられないわけではない。


自分を思い込みでコントロールすることをやめたい。
愛していないとか嫌いだとかすきだとかしあわせだとか生きたいとか
無理やりそんな嘘を思い込んで、前向いてるみたいに進んでもしょうがない。
素直にあろうとすればするほど、正しい世界とは逆走してしまうけれど。


つよくありたい。
自分の真実をゆるしても、斃れてしまわないぐらい。
嘘でなだめすかして、死んでるみたいに生きなくてもいいぐらい。


わかってしまったあたしのように、わかってしまっただれかに
わかってしまいながらあいされたいのだとおもった。
そしてわかってしまっても生きていられるほどつよいひとなんて
もしかしたらもう何処にもいないかも知れないことへの、絶望。