2005-01-01から1年間の記事一覧

言葉にできない感情は確かにたくさん存在していて、 その ひとつひとつ。 何が哀しくて流れているのかわからない涙は ただ、ただ、祈りの 彼を突き刺す闇は、いつになったら光に負ける? 叶わないのなら 終わらせてあげて欲しい。

しびれたゆびさきでなにをあたためようか こんなことを幸福に感じさせてくれたのだから あのひとはすごいね。

あのひとの思い出す愛しさのなかに あたしの影は微塵も無いのだ。 思い知ればいいもっと。 その程度の愛情しか与えられなかった自分を 信じたかった自分の愚かさを 二度と溶けないように つめたいつめたい季節に閉じ込めて だけど 痛み続ける。 こんなに深く…

もう、怖がらない。 其れ自体が、其の主張自体が、 まるで正しいとは限らないと言うことを あたしは、知っている。

がっかりしたんだとおもった。 負けず嫌いのきみは、 「自分は違う」 と怒るのだろうけれど 何も違わない。 どんなおもいがそこにあろうとも、 きみがしていることはなにひとつ変わらない。 だってきみがその手で しあわせにしてあげられたひとなんて、いる…

きみをあきらめてからと言うものの ぼくはまったく生きている気がしない きみがつけていったこの傷を見るたびに もう二度とごめんだよと泣いている 触れると 傷口はひらいてしまうし 視界に映そうとするだけで 絶望の幕が邪魔をする もう、愛し合わないよ だ…

きみののぞむ空気を、あたしがつくってあげられても あたしののぞむ空気が、そこにはない。

 それよりもあいして

「限界」がひとつなら良かったのかな。 いくつもの限界を引き摺ったまま、気付かないふりで ただ笑顔のため だけに 息をした。 ここまでだ、と溜め息をつくことが ずっと あたしにはできなかった。 手放したくないものが、たくさんあった。 救われたいのに、…

壊れたままで 粉々のままで どれがどれだかわからないまま生きるのはつかれた。 いいきっかけになってよかったね。

「遠回りしたね」 と言われた日の夢。 やさしい言葉にあたしは泣きそうになって、わらって、 あそこまで深く愛していたのに あたしはなんて莫迦なんだろう あたしはまた笑えるようになるのかな 顔だけじゃなくて 楽しいだけじゃなくて しあわせの。 あの日み…

あたしはどうしてまだ壊れないんだろう。

幾つも絶望が降ってくる。 傘も持っていないのに

話をしていて、改めてわかったいくつかのこと。 今まであたしは、「わかってもらおう」としすぎていたのかも知れない。 多分、誰にでも。 大切なひとであれば、だいすきなひとであれば、あるほどに。 そんなこと何も考えずに、ただ聞かれたことや自分のこと…

アラーム

閉じきるべきだよ、の、警告 乗り越えられないことを、知っている。 自分の弱さを、知っている。 だからこそ回避、 この期に及んで、壊れることを懼れるあたしは きっと終わらせることなんかできないから すべてを凍結させてしまった。 いつか溶けて、笑うこ…

受信し続ける。 唯、眺める、陽の傾いた、秋の日 きみにすべてを否定されたあの日から 時間の流れがよくわからない。 夏が昨日のことのようで、九月のうたを未だにうたう。きこえる?

在り得ない夢を、とてつもない幸福な夢を、見てしまった。 目が醒めると、やっぱり嘘だったんだってため息をついた。

秒針

どうしてもうこんな時間なんだろう? いつの間にか随分と経っていたみたいだ かなしくて、さみしくて、まるで生きている感覚がずっと無い。 こういうのを「死にそう」と言うのだろうか 昔よく、「死にそう」という言葉、使ったな。 空がどんなに晴れていても…

魔法みたいに

「きみは、ひと、ひとり、終わらせることができるって もっと知った方がいい。 その力がいつも、 きみのおもうような働きをしていると、過信しない方がいい。 おもったよりもそのひかりは黒いし ぶつければひとたまりもないひとがいることを 知って その言葉…

お望み通りに

きみのまえから消えてあげよう

伽の夜

あたしとおなじ顔たちを創って、それらにてきとうな名前をつけて、 お人形ごっこをしていた。 きみはしあわせになれる役だよ、きみはしあわせになれない役だよ、 今これを書いているのは幸せになれない役を与えられてしまったあたし。 ねこにえさをやる役の…

秒針

決められないあたしと、決められない誰かと、 何も決められないままで、 何も決まっていない世界で、 何度も突き刺されながらうたったそれを あたしは、誰に聴かせようとしているのだろう?憎しみを込めて叫ぶみたいに、だけど優しく 何の感情もこもってない…

ずっと気持ち悪い。 どうしてあたしはこんなにも遺そうとしているのだろう 跡形も残らずに、消えてしまいたい癖に あの日みたいに鳥肌、 たくさんの覚悟。 だってどんなに懇願しても、貴方はこの手を掴まない。 だから切り落とす。 いい加減疲れた。 ごめん…

言葉

あの娘は何もわるくないのに不幸だったけど あたしは自分のせいで不幸だったということ? そういうことか、今わかった。 何の脈絡もなく、突然思い出して。 あのときと、そしてあのときといわれた言葉から。 あたしをひかりへ導くどころか、ずっと縛り続ける…

わからないのは 去りゆくあなたの面影に 手を振るべきか 追うべきか 真実を知っている?

予感

誰に言ってもわからないような、 あたしには予感があって ずっと、こうなることがわかっていた。 今日、久しぶりに新しい予感 何の根拠もなく、だけどものすごい確信とともに あたしは、あたしは、 当たってから、言おうとおもう。 あたしずっとまえから、き…

時間と環境が、薄れさせてくれる記憶と、想い 頑張らないで、委ねるだけで、とても自然に。 信じられるものなんてこの世界にはどこにもなくて だけど信じていないとこの世界ではやっていけないから 莫迦みたいにきっとまた、誰かを信じるし、愛するのかも知…

覚悟

たくさんの覚悟。 あの日死んでしまったのに そのことを忘れるところだった。

どうしてそんなかたちにしてしまうのだろうか あたしを特別だと言って笑うひとは 愛せないことを、特別という言葉でごまかさないで さっさと切り捨てて、失くしてくれたらいいのに

水中呼吸

ぎしぎしする。 なにもあいせなくなる。 あたしを大事にすることで あなたの気持ちが犠牲になるのなら あなたを大事にすることで あたしの気持ちが犠牲になることとおなじ それが、公平で平等で、何の不思議もない事実でしょう? 犠牲が要るような、そんな関…

救済

こんなにも救われたがっている自分が嫌いだ こんなにも救いたがっている自分が嫌いだ実際は、救われるはずなんかないし、それだけの罪を背負うし、 救いたいひとに救いを、求められてさえもいないのだ こんなにも愛されたがってる自分が嫌いだ こんなにも愛…